2025.09.01
独自機能を備えた金型の特集にて、弊社の一気通貫加工を構築している「多機能金型」と「多機能ロボットプレスライン」が紹介されました。
弊社の金型はすべて独自構想の「QDC(クイックダイチェンジ)」仕様を採用したコンパクト設計となっており、金型体積は従来の1/3以下へ縮小しました。これにより、保管・生産の省スペース化が可能となり、製造コストを低減できました。
ロボットプレスラインは、プレスに内蔵したロボットにより最大15工程まで連結加工が可能です。搬送には自社開発の2軸直行ロボットと「Qパット(独自開発のバキュームパット)」を採用し、高速搬送を実現しました。
さらに、このラインには塗油・タップ加工機などの周辺装置も組み込めるため、プレス以外の処理も含めた連続加工が可能です。よって、多機能性と高い生産効率を両立したラインとなっています。
これらの設備にIoTを活用して稼働状況をリアルタイムで可視化した結果、継続的な生産性向上が実現できました。また、生成AIの活用も推進されており、次世代製品にも対応できる生産基盤が築かれています。
今後もお客様とともに課題解決に取り組み、次世代自動車の発展に貢献してまいります。
複雑高精度プレス部品の製品開発から
プレス加工・溶接組立・機械加工まで一気通貫
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